『サムソンとデリラ』(1949) 聖書からのスペクタル映画

聖書

基本情報

製作国アメリカ(パラマウント)
公開年1949年
監督セシル・B・デミル
出演へディ・ラマー
ジャンル歴史ドラマ 宗教 スペクタクルアクション

概要

『十戒』を手がけた巨匠セシル・B・デミルによる、同じく旧約聖書をモチーフにした宗教映画。士師記に登場するサムソンとデリラの物語を描いている。十戒同様スペクタクル史劇、アクション寄りの派手な作品となっており、アカデミー賞で衣装賞を受賞しているなど、1956年の十戒の前哨戦的な作品と捉えることもできる。

解説

イエス・キリストなどメシア伝説の先駆けとも言われる士師記のサムソンを描く。虐げられる古代ユダヤの民から預言者(または祝福を受けた英雄)が出現し、支配者(エジプト人やペリシテ人)などを倒したりやり込めて民を救う、という今度頻出する類型の原型的な物語でもある。

あらすじ(ネタバレ)

イスラエルの民がペリシテ人に支配されている頃、、ダン族のマノアの妻の前に主が現れ、子供が生まれることを告げる。その子は特別な力を持つもの(ナジル人)であるため、その子の髪の毛を切らないことなどを伝える。(髪の毛には超能力のもとがあるため)

生まれた子供はサムソンと名付けられ、怪力の持ち主に成長し、野生の虎を素手で倒すとその死骸から蜂蜜を手にいれる。

その後サムソンはペリシテ人の女性を妻に娶ろうとするが、親戚のペリシテ人たちにからかわれ、彼らと喧嘩になり決闘となる。

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